「カスタム投稿タイプ」で自分だけのオリジナル投稿機能を作ってみる
WordPressには一般ブログ同様、カテゴリやタグが備わっていますが、
一般ブログにはない「カスタム投稿タイプ」という便利な機能もついています。
ざっくり簡単に言ってしまうと、こんなかんじです。
それにより、記事同士をカテゴリ分けよりもはっきりと使い分けることができる。
例えば、
- 「投稿」は日記に使う
- 「固定ページ」はサイトに関することなどの静的ページに使う
- 新しく作ったカスタム投稿タイプ「写真」で公開したい作品をまとめる
…などが出来る訳です。他にも色々使い方はあると思います。
せっかくの便利機能です、持ち腐れないように利用していきたいですね。
>> 「カスタム投稿タイプ」で自分だけのオリジナル投稿機能を作ってみる <- イマココ
>> カスタム投稿タイプ用の記事、アーカイブテンプレートを作成する
>> カスタム投稿タイプの表示側、管理画面側のいろいろをカスタマイズする
>> カスタム投稿タイプの記事、アーカイブが404エラーで表示されない!
>> カスタム投稿タイプの新着記事を表示する
>> カスタム投稿タイプをプラグインで簡単に追加する
まずは管理画面に新しい投稿タイプ「お知らせ」を増やしてみます。
※ WordPressのバージョンは3.0以上にしておきましょう
テーマのfunctions.phpを用意する
現在使っているテーマの「functions.php」を用意します。
ない場合は「functions.php」の名前で新しく作成します。
管理画面にカスタム投稿タイプを追加する
カスタム投稿タイプは、以下で紹介するより詳しくカスタマイズすることができますが
今回は簡単にさっぱりとシンプルなものを作ってみます。
function new_post_type() { register_post_type('news', array( 'labels' => array( 'name' => __('お知らせ'), // 投稿の名前(管理画面サイドバーで使用) 'singular_name' => __('お知らせ') ), 'public' => true, // 公開・管理画面に表示するかどうか 'menu_position' => 3, // 管理画面サイドバー上の位置 'rewrite' => array('slug' => 'news', 'with_front' => false) ) ); } add_action('init', 'new_post_type');
用意した functions.php に上のソースを追加します。
この例では「お知らせ」という項目を管理画面の「投稿」の上に追加させています。
できました。
管理画面に新しい項目「お知らせ」が増えました。
「新規追加」で記事が投稿できるのは「投稿」と同じです。
「お知らせ」は「投稿一覧」同様、記事の一覧が表示されます。
次回は「カスタム投稿タイプ用のテンプレートを作成する」方法を紹介します。
>> カスタム投稿タイプ用の記事、アーカイブテンプレートを作成する
>> カスタム投稿タイプの表示側、管理画面側のいろいろをカスタマイズする
>> カスタム投稿タイプの記事、アーカイブが404エラーで表示されない!
>> カスタム投稿タイプの新着記事を表示する
>> カスタム投稿タイプをプラグインで簡単に追加する