WordPressでよく使うテンプレートタグ　カテゴリー編

よく使うテンプレートタグ、今回はカテゴリーに関するタグを中心にまとめていきます。
カテゴリーはWordPressを使う上で必要不可欠なものなので、
それに関するテンプレートタグは何かと使う機会も多いと思います。

カテゴリーに関わるテンプレートタグ

記事のカテゴリーをリンク付きで表示する

<?php the_category('区切り文字'); ?>

ループ内で使用します。
'区切り文字'には任意の文字列を指定することができ、複数カテゴリーが登録されている場合に使用されます。

記事のカテゴリー情報を取得する

<?php $category = get_the_category(); ?>

ループ内で使用します。
記事のカテゴリー名、カテゴリーID、カテゴリースラッグ、説明、親カテゴリーなどの
情報をPHP配列として返します。

カテゴリーIDからカテゴリー名を取得する

<?php $category_name = get_the_category_by_ID('カテゴリーID'); ?>

記事のカテゴリー別アーカイブのリスト（リンク付き）を取得する

<?php $category_list = get_the_category_list('区切り文字'); ?>

ループ内で使用します。
'区切り文字'が指定なしの場合は<ul>、<li>が使用されます。

記事に指定されたカテゴリーが登録されているかチェック

<?php if ( in_category('カテゴリーID,スラッグ名', '記事ID') ): ?>
	// 指定されたカテゴリーID、またはスラッグ名を持つ記事に対する処理を書く
<?php endif; ?>

'記事ID'は省略可です。

指定したカテゴリーIDの親カテゴリーを取得する

<?php echo get_category_parents('カテゴリーID', 'リンク有無[true,false]', '区切り文字', '取得タイプ[true,false]'); ?>

'取得タイプ'：
　英数字小文字のみのスラッグ名を取得する場合はtrue、
　日本語や大文字、記号を使ったカテゴリー名を取得する場合はfalseを指定

指定したカテゴリーのカテゴリーURLを取得する

<?php get_category_link('カテゴリーID'); ?>

指定したカテゴリーIDのカテゴリー説明を取得する

<?php echo category_description('カテゴリーID'); ?>

管理画面の「投稿」->「カテゴリー」で設定したカテゴリーの説明を取得します。

記事の持つカテゴリーをフィード用に変換した形式で表示、取得する

<?php the_category_rss('タイプ[rss、rdf]'); ?> 

'タイプ'：　RSSフィードを表示する場合はrss、RDFフィードを表示する場合はrdfを指定

現在のページのカテゴリー名を表示する

<?php single_cat_title('前', '表示か取得か[true,false]'); ?> 

カテゴリーページでのみ使用できます。
'前'　　　　　：　カテゴリー名に表示させる文字。任意の文字列を指定
'表示か取得か'：　表示をしたい場合はtrue、取得したい場合はfalseを指定

カテゴリーリストのドロップダウンを表示、取得する

<?php wp_dropdown_categories($args); ?>

引数を指定しないデフォルトでは、カテゴリーIDの昇順にソートして表示します。

リンク付きカテゴリーリストを表示

<?php wp_list_categories(); ?>

今回紹介したタグの中には、他にもさまざまな引数を持つものもあるので
またの機会にまとめていきたいと思います。

その１：（WordPressでよく使うテンプレートタグ　記事編）
その２：（WordPressでよく使うテンプレートタグ　サイト情報編）
その３：（WordPressでよく使うテンプレートタグ　サイト全体編）