タグ１つで定型文を本文に貼りつける方法

WordPressにはショートコードという機能が備わっています。
長いコードをショートなタグで置き換えることができる便利な機能です。
これを使うと、毎回同じ文章をコピペする苦労がなくなります。

今回はこのショートコードについて紹介します。

テーマの functions.php を編集する

テーマ内の functions.php を編集します。
もしない場合は、同名のPHPファイルを作成しましょう。

シンプルなショートコードを登録してみる

<?php

function info_link()
{
    return '<a href="https://site-manage.net/info">お問い合わせはこちら！</a>';
}
add_shortcode('info', 'info_link');

?>

上の例は、

と入力するだけで

<a href="https://site-manage.net/info">お問い合わせはこちら！</a>

に自動的に変換してくれるショートコードです。
ブログランキングなど、毎回同じコードを載せたいときに登録しておくと便利ですね。

閉じタグのあるショートコードを登録してみる

文字列や画像を囲むタイプのタグです。

<?php

function div_block( $atts, $content = null )
{
	return '<div class="block">'.$content.'</div>';
}
add_shortcode("block", "div_block");

?>

上の例は、

と囲むと

<div class="block">文字</div>

に自動変換してくれるショートコードです。

引数のあるショートコードを登録してみる

<?php

function link_image( $atts )
{
	extract(shortcode_atts(
		array(
			'href'   => 'http://',
			'img'    => 'http://',
			'alt'    => ' '
		), $atts)
	);

	return '<a href="'. $href. '"><img src="'. $img. '" alt="'. $alt. '" /></a>';
}
add_shortcode('limg', 'link_image');

?>

上の例では

こう入力することで

<a href="リンク先"><img src="画像パス" alt="画像の代替テキスト" /></a>

このように自動変換してくれます。

エディターの上に好きなボタンを追加する方法でもいいですが、
ボタンがいらない場合はこちらのやり方だけでも便利ですね。
>> 好きなコードをボタン１つで本文に貼りつける方法

引数の多いショートコードの場合は、ボタン追加と組み合わせるといいかもしれません。